Equipment設備紹介

Equipment品質良品を
届けるために

田中化成では、複雑で微細な加工やお客様のご要望に応えるため、
多様な設備の導入を行っております。
熱硬化性樹脂の成形、熱可塑性樹脂の成形、自動矯正装置など幅広
い加工・素材に対応しうる設備を取り揃えております。

作業風景の画像

プラスチックの原料

プラスチックの原料は、大きく2つに分けられます。 熱した金型へプラスチック樹脂を投入して固める熱硬化性樹脂と、溶解させたプラスチック樹脂を金型内へ注入し、冷やした金型で固める熱可塑性樹脂です。

熱硬化性樹脂

熱硬化性樹脂

熱可塑性樹脂

熱可塑性樹脂

プラスチックの成型

熱硬化性樹脂の成形

熱硬化性樹脂の成形には、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形があります。 当社では、50tから150tまでの圧縮成形の対応となります。

特徴

  • 耐熱性が高い
  • 表面が硬い
  • 肉厚でもヒケが出ない
  • 金型費が安価
  • 小ロット生産がし易い
  • 大物製品ができる
熱硬化性樹脂の成形

原理

熱した金型(130℃~180℃前後)の中に材料(粉末、粒状)を投入し、加熱、圧縮して成形します。

使用樹脂

MF(メラミン樹脂) / UF(ユリア樹脂)/ EP(エポキシ樹脂)/ PF(フェノール樹脂)/ FRP樹脂 等

熱可塑性樹脂の成形

熱可塑性樹脂は、主に射出成形機を用います。 汎用成形、
インサート成形、異材成形などいろいろな方法があります。
当社の射出成形機は、80tから600tまで多数あります。

特徴

  • 小型部品から大型部品まで幅広く対応できる
  • 複雑な形状も可能
  • 大量生産がし易い
  • リサイクルが可能
熱可塑性樹脂の成形

原理

樹脂材料を200℃前後で加熱し、溶解、これを金型内に射出注入します。 金型を水で冷却させ、型内で樹脂を冷却・固化して成形します。

使用樹脂

AS / ABS / PP(ポリプロピレン樹脂)/ PMMA(メタクリル樹脂)/
PE(ポリエチレン)/ PS(ポリスチレン樹脂)/ PET(ポリエチレンテレフタレート)/ POM(ポリアセタール樹脂)/ PA(ポリアミド樹脂)/ BP(生分解性プラスチック)等
熱可塑性樹脂ならば、ほとんどが成形可能です。

設備紹介

ガス対策装置原料定量供給装置
Hungry Feeder
(ハングリーフィーダー)

「過食成形法」から「ハングリー成形法」へ成型不良率の低減と金型メンテ期間の延長を実現します。

ガス対策装置原料定量供給装置1
ガス対策装置原料定量供給装置2
ガス対策装置原料定量供給装置3
ガス対策装置原料定量供給装置の作業工程

減圧・定量供給機
ECOMAKエコマック
(金型内真空引き装置付き)

成型機シリンダー内おいて「定量供給」、「減圧」の条件下で、過疎化する際に樹脂原料から発生する揮発成分や低沸物、水分等を敏速に除去する射出成型システムです。

特徴

  • 成形品の不良を大幅に削減
  • 成形条件の幅が広がる
  • 二次加工品の品質が改善
  • 金型のメンテナンスの回数低減
  • 原料の乾燥不良を補完
エコマック本体画像

エコマック本体

エコマック制御盤画像

エコマック制御盤

型内真空引き装置画像

型内真空引き装置

自動矯正装置

成型後どうしても反ってしまう成形品の反りを補正する当社独自の装置です。取り出しロボットと連動して成型品を0~120秒押さえることにより製品をまっすぐにします。

熱可塑性樹脂の成形

樹脂ペレットには表面の水分付着や、樹脂内の吸湿性があり、温度や湿度などに左右されやすいため、一般的に成形前の乾燥が必要です。適切に乾燥されていない、十分な乾燥がされていない、乾燥にバラつきがある、などの乾燥トラブルは成形不良の原因となります。
様々な樹脂ペレットに最適な乾燥状態を作り出します。

熱可塑性樹脂の成形

除湿乾燥機

金型の温度を調整する
様々な装置

通常の95℃までの温調機、冷温調機、加圧型温調機、オイル温調機など、金型内の温度を一定にして安定した製品を製造します。

通常の温調機

通常の温調機

冷温調機

冷温調機

加圧型温調機

加圧型温調機

粉砕機、粒断機

サスティナブル(持続可能)な未来に向けて、小ロットの特殊な原料でも自社でのリサイクルを実現します。

粉砕機

粉砕機

粒断機

粒断機

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